バイクヘルメットの安全規格「SGマーク」「PSC規格」について紹介しましたが、その他にも安全規格があります。
JIS(日本工業規格)規格
SGマークより厳しい規格です。JISが定めた耐衝撃性や耐貫通性など安全規格をクリアしていることをしめします。
この規格は任意のため、JISを取得しないと販売できないというわけではありません。
こちらも125cc以下のJIS1種と、自動二輪車用のJIS2種があります。
SNELL(スネル)規格
SNELL財団という団体が規定するヘルメット規格です。
レーサーだったピーター・スネル氏の名前が由来で、レース中に事故で亡くなった際、ヘルメットが機能を果たしていなかったそうです。
スネル氏の友人が保護機能を評価する基準としてSNELL記念財団を設立し、規格の運用が始まりました。
世界一厳しいといわれ、5年ごとにより厳しくなる点が特徴です。
MFJ(財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会)規格
JIS規格を取得し、MFJの定めた安全基準をクリアしたヘルメットです。MFJのレースに出場するために必要で、ロードレース用、モトクロス用、トライアル用があります。
公認競技に出る場合は必須の規格です。